保育業界のDXと家族体験の向上を実現するオンライン写真販売サービス
Engineer Recruiting Site / えんフォト
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えんフォトとは
えんフォトは、写真販売の手間を80%以上削減できる、保育園・幼稚園向け写真販売システムです。
保育士さんや幼稚園の先生が撮影した園児の写真をシステムにアップロードするだけですぐに販売ができ、保護者の皆様がパソコンやスマートフォンで簡単に購入ができます。2014年にサービスを開始し、現在は4,000以上の園・16万人以上の保護者にご利用いただいています。
プロダクトビジョン
“世界中のファミリーにもっと幸せな思い出を届けよう”
時代の変遷やITの発展により、モノ消費からコト消費へ、そしてトキ消費へと人々の価値観は変化しています。そのような中で幼稚園・保育園業界はIT化が遅く、まだまだDXの推進が求められています。
私たちはこの保育業界で写真販売のシェアを取りつつあるえんフォトを軸に、様々な手法でたくさんの思い出をたくさんのファミリーに届けられるようなサービスを作っていきます。
ビジョン実現に必要なこと
- 短期:写真販売のプロダクトとして適切にニーズを捉え、価値のあるサービスを提供できる状態へ
- 中長期:えんフォトのシェアをNo.1 へ
- 中長期:子供たちが園を卒業した後も利用してもらえるプロダクトの創出
保育業界のICT化と園の課題
保育業界のICT化(Information and Communication Technology)関連市場規模は、2018年時点で186億円、2025年度には382億円に達すると予測されており、拡大中の市場です。 ベビーセンサーなどの見守りツールや監視カメラをはじめとした様々なICTシステムの導入が進められておりますが、その中でも「インターネット写真販売サービス」の導入は著しく、保育士さんや幼稚園の先生などの業務効率向上に役立っています。
園における ”写真撮影” の課題
子どもたちは希少な時間の多くを保育園や幼稚園で過ごしていますが、その多くの時間が写真という形で残らないまま時が過ぎ去っている現状があります。
その理由としては、以下のような現状があります。
- 写真販売は園にとってあくまで付随業務である という位置付けになっている
- 写真選定の手間や膨大な工数がかかる
- 園児ごとの写真枚数の平準化が求められ、多くの写真が捨てられてしまっている
えんフォトの機能・価値
えんフォトが実現できること
従来の写真販売では「写真展示」「販売」「決済」などの手間がありましたが、えんフォトの利用により展示から決済まで一括でネット上で完結が可能になります。
- 撮影した園児の写真をシステムに簡単にアップロードするだけで販売が可能
- 設定した販売価格と卸値の差額は収益となるため、園の収益力UPに貢献
- 自動的に選別できる顔検索機能により、写真購入時に簡単に我が子の写真選別が可能
- 撮影方法に困る園に対し、フォトグラファーの派遣が可能
- 卒園アルバムやフォトブック制作、さらにはマグカップやキャンバスに写真をプリントできるグッズの制作機能といった、写真販売に留まらず多様な形式で思い出を届けることが可能
機能詳細
UIイメージ
- 写真のアップロード
- 写真の整理
- アルバムの作成
- サービスのサポート
- サイト内での販売
- 写真の発送
- 梱包/小分け
- オンライン決済
- 写真販売の集計
- 動画撮影・販売
開発環境
えんフォトは下記の技術スタックを利用しています。バックエンドはPHPを採用し、フロントエンドはJavascriptを中心に開発を進めています。
開発の特徴
開発体制
えんフォトでは、スクラム開発を行なっています。 開発チームはクロスファンクショナルチームを組んでおり、固定ではなく必要な開発に必要なメンバーをアサインする形で開発を進めています。
チームはプロダクトオーナー(PO)・スクラムマスター(SM)・エンジニアとデザイナーで構成されています。 POは、プロダクトの価値を最大化することに責任を持ちます。SMはスクラムガイドで定義されたスクラムを確立させることに責任をもち、開発チームはスプリントの作成・品質を作り込むことに責任を持っています。
開発組織のミッション
- プロダクト志向を持ち、ユーザーへ価値を届け続け、競合に負けないサービスにしていく
- システムの信頼性(サーバー稼働率 / バグ発生率 / 技術的負債)やデリバリーパフォーマンスを向上し、たくさんの価値をより早く届けられるチームにする
- カスタマーサポートチームの支援機能の開発
開発組織のKPI
- 品質担保の指標
- 循環的複雑度・テストカバレッジなど
- コスト面の指標
- インフラコスト、開発コストなど
- 開発計画スケジュールの指標
- 進捗率など
- プロダクト面の指標
- リリース後想定効果の達成率など
チーム構成
職種 | 人数 |
EM(エンジニアリングマネージャー)*スクラムマスター兼任 | 1 |
バックエンドエンジニア | 3 |
フロントエンドエンジニア *フロント技術コンサル1名含む | 3 |
デザイナー | 3 |
PO(プロダクトオーナー) | 1 |
合計 | 11 |
※育休中の正社員・フリーランスのパートナーを含めた人数となります。
技術的チャレンジ
現在開発チームでは、開発組織の拡大やサービスのモノリス化に伴い増加してきている技術負債の解消や、開発パフォーマンスの改善に積極的に取り組んでいます。
- 開発組織拡大に伴い、技術負債や品質のコントロールが難しくなっている
- サービスのモノリス化に伴い、開発パフォーマンス低下の危惧がある(チーム間でソースコードのコンフリクト、先祖返りなどが発生している)
- フロント側のロジックにバックエンド側のロジックが混在しており、フロント側の開発効率が良いとは言えない(現在フロントのViewをVue.jsとBladeで構成しており、Bladeで構成されているViewがバックエンドのロジックが混在している)
- SREを導入し、効率よく品質をコントロールできる体制へ
- APMツール、静的分析ツールを導入
- バックエンドだけでなくフロント側もUnitTestを導入。コードカバレッジを可視化し品質をコントロール
- 定期的にコードリファクタリングを実施
- 新規の画面は基本的にフロントエンドとバックエンドの分離を意識し、API駆動で開発する方針に変更
- API BlueprintでAPIドキュメントの作成と管理を実施
今後取り組んでいくこと
- APIガイドラインを作成中
- フロントとバックエンドロジックの完全分離:システム全体を完全にAPI化し、既存の画面も含めてフロント側を全面的にVue化することを検討中
- マイクロサービス化を積極的に検討中:よりチームスケーリングしやすくするために、サービスをドメインで分離し、マイクロサービス化を検討中
- 難しさ:わかりやすく、メンテナンスしやすいソースコード・システムへの向上と維持
- 面白さ:Clean Code、Domain Driven Design、MicroServices Architecture Designに関するモダンなデザインパターン、アーキテクチャーデザインパターンに対する議論や実践ができる
メンバー
こんな志向を持った方をお待ちしています!
- 自ら課題を発見し解決していくことが求められるため、プロダクトの成長を自分ごととして考えられる方
- ユーザーの声だけでなく、さまざまな業種のメンバーとも積極的にコミュニケーションを取りながら、プロダクトを成長させるために動くことができる方
- エンジニアとしてのスキルを高めながら、プロダクトの成長に貢献したいと考えている方
メンバー紹介
メンバーズボイス
成長と挑戦を恐れない雰囲気があるので、失敗を恐れず、互いに協力して励ます社風もうるるの自慢できるポイントです。
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